KOTOFORIO

無料の自己診断

仕組みの自己診断:8要素・40問

営業の仕組みが回らない原因を、8つの要素のどこにあるかで切り分けます。各要素5問、約15分。ページの上で答えるだけで、メールアドレスの登録も、ファイルのダウンロードも要りません。回答はこのページの中だけで集計され、送信されません。

答え方
  • 各問いの「できている状態」と「詰まっている状態」を見比べて、当てはまるものを選びます
  • 「人によって違う」「たぶんそう」は「一部だけ・人による」を選びます
  • わからないときは「できていない・わからない」を選びます。わからないこと自体が、確かめる候補です
  • 全部に答えなくても、答えた問いだけで結果が出ます

各要素の考え方は仕組みの設計:8つの要素にまとめています。

1データ

何を記録し、どう数えるか

Q1. 「受注率」の計算式を、一文で言えますか? 部署によって違いませんか?
できている状態:
「受注÷(受注+失注)、対象は新規、完了日で数える」のように言え、定義書が1か所にある
詰まっている状態:
人や部署ごとに分母が違い、会議で「どちらの数字が正しいか」の議論になる
Q2. 「1商談」の作り方は、担当者が変わってもそろっていますか?
できている状態:
「1つの買う意思決定を1商談とする」など、数え方が決まっている
詰まっている状態:
1社1商談の人も、商品ごとに分ける人もいて、勝率や単価を並べて比べられない
Q3. 先月末時点のパイプラインを、今から再現できますか?
できている状態:
毎週など、決まった日に商談の一覧を保存していて、過去の時点を見られる
詰まっている状態:
SFAは今の状態しか残らず、「先月末に見込みがいくらだったか」に答えられない
Q4. 新規・アップセル・更新を分けて、勝率や単価を見ていますか?
できている状態:
商談の種別が入力され、種別ごとに集計している
詰まっている状態:
全部まとめて勝率を出していて、性質の違う商談が同じ分母に混ざっている
Q5. 項目や選択肢を変えるとき、決める人と、関係者への連絡の手順は決まっていますか?
できている状態:
オーナーが決まり、変更の前に知らせる約束と、変更履歴がある
詰まっている状態:
管理者が気づいたときに変更し、翌月の数字が静かにずれる

2プロセス

誰が、いつ、何をするか

Q1. 各ステージの出口条件を、見てわかる事実で言えますか?
できている状態:
「決裁者が参加した打ち合わせが1回以上ある」のように、誰が見ても同じ判断になる
詰まっている状態:
「前向き」「提案した」など感覚で決まり、同じステージでも中身が人によって違う
Q2. 部署のあいだの引き継ぎで、渡す条件・中身・期限・差し戻しの道が決まっていますか?
できている状態:
両側で合意した基準があり、早すぎる案件を差し戻せる
詰まっている状態:
「質の低いリードを渡された」「渡したのに放置された」の言い合いが続いている
Q3. 一番長く止まっているステージで、何を待っているかを言えますか?
できている状態:
待ちの理由(顧客の返事・社内承認・日程調整)を記録し、見えている
詰まっている状態:
遅い理由が「忙しいから」で、作業の速さばかり改善している
Q4. 例外(キャンセル・復活・担当変更・差し戻し)の扱いが決まっていますか?
できている状態:
例外ごとの道が用意され、記録の仕方もそろっている
詰まっている状態:
例外は「なかったこと」にされ、失注や重複として数字に紛れ込む
Q5. 自動化する前に、人が判断する場所を決めていますか?
できている状態:
判断は人、転記と通知は仕組み、と分けてから自動化している
詰まっている状態:
判断まで自動化して誤りが広がる、または転記に人の時間が取られ続けている

3ツールと構成

何をどのツールに担わせ、どう組むか

Q1. 使っているツールを役割と一緒に言えますか? 同じ情報を2つ以上のツールに手で入れていませんか?
できている状態:
記録・実行・分析の役割が分かれ、1つの仕事は1か所に置かれている
詰まっている状態:
部署ごとにツールが増え、SFAとスプレッドシートの両方に同じ商談を入れている
Q2. カスタム(フロー・コード・外部開発)で作ったものに、理由と持ち主はありますか?
できている状態:
標準で足りない理由が書かれ、中身を説明できる人が複数いる
詰まっている状態:
作った人しか中身がわからず、担当が変わると誰も触れない
Q3. 半年間一度も入力されていない項目の数を把握していますか? 項目を足すときのルールはありますか?
できている状態:
「誰が・いつ・何のために入力し、何に使うか」に答えられる項目だけを足している
詰まっている状態:
要望のたびに項目が増え、画面が項目だらけで入力されない
Q4. 退職者のアカウントは無効ですか? 管理者権限を持つ人を絞っていますか?
できている状態:
異動・退職の手順に権限の変更が入り、管理者は2〜3人
詰まっている状態:
入社時に全員同じ権限で、退職者のアカウントが残っているかもしれない
Q5. 設定を変えるとき、テスト環境で試して、記録を残していますか?
できている状態:
試してから反映し、いつ・誰が・何を・なぜ変えたかが残っている
詰まっている状態:
本番を直接変更し、数字が急に変わっても原因を追えない

4連携

システムのあいだで、どう渡すか

Q1. 項目ごとに、正しい値を持つシステムが決まっていますか?
できている状態:
顧客の住所は請求システム、商談はSFAなど、項目ごとの正の所在が表になっている
詰まっている状態:
同じ項目を複数のシステムで書き換えていて、どれが正しいかわからない
Q2. システムをつなぐキーは、名前ではなく変わらないIDですか?
できている状態:
外部IDや法人番号で突合し、取引先の統合でもIDが引き継がれる
詰まっている状態:
社名の表記ゆれで別のレコードができたり、別の会社に上書きされたりする
Q3. 連携が2回動いても、レコードや金額が2倍にならない作りですか?
できている状態:
「このIDのデータをこの値にする」という送り方で、再実行しても同じ結果になる
詰まっている状態:
再送のたびに重複が増え、直すために連携を止めるしかない
Q4. 連携が止まったとき、どれくらいで気づき、誰が直すかが決まっていますか?
できている状態:
失敗の通知と持ち主があり、毎日動いていることを確かめている
詰まっている状態:
止まっていても数字が少し減るだけで、誰も気づかない
Q5. 連携の一覧(何が・どこからどこへ・持ち主)はありますか?
できている状態:
1枚の図と表があり、1つ止めたときに何が壊れるかがわかる
詰まっている状態:
どこからどこへデータが流れているか、誰にも全体がわからない

5測定と因果

数字から、何を判断してよいか

Q1. ダッシュボードの数字のうち、動いたら何をするか決まっているものはいくつありますか?
できている状態:
判断に使う数字だけを置き、動いたときの行動が決まっている
詰まっている状態:
見るだけの数字が画面を埋めていて、何を判断するのかわからない
Q2. 「改善した」と報告されたとき、何と比べて、何件中の何件かを確かめていますか?
できている状態:
比べる相手と件数が必ず添えられ、小さい数の上下に物語をつけない
詰まっている状態:
月10件の商談で勝率が10ポイント動いたことを、成果として報告している
Q3. 全体の勝率が上がったとき、新規・既存などに分けても上がっているかを見ますか?
できている状態:
先に決めた分け方で、必ず分けて確かめている
詰まっている状態:
勝ちやすい商談の比率が増えただけなのに、「営業が強くなった」と報告している
Q4. 「活動が多い商談ほど勝率が高い」というデータから、「活動を増やせ」と決めていませんか?
できている状態:
逆(勝てそうな商談だから活動が増えた)の可能性を先に疑っている
詰まっている状態:
相関を原因と取り違え、効かない施策に時間を使う
Q5. 施策が効いたかどうかを、比べる群をつくって確かめたことがありますか?
できている状態:
顧客IDの偶数・奇数などで機械的に分け、一定期間続けて比べた
詰まっている状態:
全員に一斉に入れてしまい、効いたのかどうかが永遠にわからない

6AIへの委任

何をAIに任せ、どう品質を保つか

Q1. AIに任せる仕事ごとに、成果物と良し悪しの基準を言えますか?
できている状態:
確かめられる大きさに切り、基準(正解のわかる問題)で毎回答え合わせしている
詰まっている状態:
大きな仕事をまとめて渡し、出来の良し悪しを確かめる方法がない
Q2. AIに同じ質問を2回して、同じ数字が返ってきますか?
できている状態:
指標の定義書(計算式・対象・日付)を渡し、AIには計算させず選ばせている
詰まっている状態:
質問のたびにAIが分母を決め直し、32%と24%のように答えが変わる
Q3. 送信・削除・公開など、取り返しのつかない操作は、人の承認が必要ですか?
できている状態:
取り返しのつかなさで承認の段階が決まり、重い更新や外部への送信は必ず人が承認する
詰まっている状態:
AIが顧客へのメール送信やデータの更新まで、人の確認なしにできる
Q4. AIが使う権限は、質問した人の権限の範囲内ですか?
できている状態:
AIそのものの権限と質問者の権限の、両方で許された範囲だけに絞っている
詰まっている状態:
全社の商談が見えるAIに新人が聞くと、見えないはずの他部署の案件を答える
Q5. AIの答えが間違っていたとき、記録して次の指示に反映する流れがありますか?
できている状態:
失敗を記録し、指示や定義書を直す流れと、読んだ文章は指示でなくデータとして扱う決まりがある
詰まっている状態:
間違いはその場で直して終わりで、同じ間違いが繰り返される

7体制と評価

誰が責任を持ち、何で評価し、どう育てるか

Q1. 営業の仕組み全体の持ち主は名前で決まっていますか? 決める権限と時間はありますか?
できている状態:
持ち主が決まり、決める人(事業側)と設定する人(管理者)が分かれている
詰まっている状態:
「全員で決めている」「兼務の人がたまに見ている」で、誰も決めきれない
Q2. 仕組みへの依頼を受ける窓口と、優先順位の基準はありますか? 断った依頼に理由を返していますか?
できている状態:
窓口が1つで、影響する人数などの基準があり、やらない理由も返している
詰まっている状態:
声の大きい人の依頼が先になり、小さな困りごとは放置される
Q3. 今の評価・報酬で一番得をする行動は、望む行動ですか? ルールを守る人が損をしていませんか?
できている状態:
引き継ぎの質なども評価に入り、評価と報酬が決めた仕組みと同じ向きを向いている
詰まっている状態:
個人の数字だけで評価され、ルールを守る人ほど数字が下がる
Q4. 営業会議や評価は、SFAのデータで行っていますか?
できている状態:
会議はSFAの画面で進み、入力した人が得をする場面がある
詰まっている状態:
会議はExcelで進み、SFAは報告のためだけの入力になっている
Q5. 新人が独り立ちするまでの道筋は文書にありますか? 外部が作ったものを説明できる人はいますか?
できている状態:
道筋が段階とチェックで見え、外部に任せても判断と持ち主は社内にある
詰まっている状態:
上位者の勘に依存し、外部との契約が終わると何かが止まる

8定着と変革

人がどう使い続けるか

Q1. 新しい仕組みを使わなくても、仕事が回る状態になっていませんか?
できている状態:
仕組みを使わないと会議も予測も進まず、古いやり方(Excel・口頭報告)が残っていない
詰まっている状態:
SFAは「あとで入れるもの」で、本当の管理は別のスプレッドシートで行っている
Q2. 管理職は、新しい仕組みを自分で使っていますか?
できている状態:
管理職が最初に使い、見ているのと同じ画面で現場と話している
詰まっている状態:
管理職は報告を受けるだけで、現場から「見張られている」と見られている
Q3. 使う本人の何が楽になるのかを、本人に伝えていますか?
できている状態:
会社の得ではなく、本人の得(入力が減る・次の行動が通知される)から話している
詰まっている状態:
「ルールだから入力してください」だけで、抵抗の理由を聞いていない
Q4. 使われているかを、量と質で、毎週見ていますか?
できている状態:
入力の量だけでなく、金額1円や期日が月末ばかりの形だけの入力も見ている
詰まっている状態:
導入から3か月で測るのをやめ、気づいたら使われなくなっていた
Q5. 期末や繁忙期、推進役の異動のあとも、元のやり方に戻らない手当てはありますか?
できている状態:
例外を放置せず、引き継ぎと、揺り戻しを見る周期の場がある
詰まっている状態:
「今回だけExcelで」が繰り返され、推進役が異動したら元に戻った

診断結果

0 / 40 問に回答済み。答えた問いだけで、要素ごとの状態を出します。

上の問いに答えると、ここに結果が出ます。